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2025/12/07  カテゴリー/

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目は開いているのか

2007/06/29  カテゴリー/つぶやき

娘の通っている小学校で
「ふる里の自然」~自然の仕組みを知って、大切にする心を持とう~
という題目で講演会が行われました。
講師は喜多方の写真家でもある小荒井実氏。

彼の話術に引き込まれながら
裏磐梯の自然を楽しく学ぶことができました。

数々の自然現象、草花の名前、木の役割、絶滅危機にある植物たち。
大自然に囲まれて生活しているのに知らないことばかり。

講師である小荒井氏の凄いところは
磐梯山を見上げ少しでも「おかしい」と思うと
山へ登り確認する行動力。
例えば夏なのに山の一部が茶色い。
早速、その場所へ行くと木々の葉が
虫に喰われてボロボロになっているのを発見する。
本当に郷土を、磐梯山を、自然を愛しているのだなぁと感じました。

また、磐梯山の雪解けで現れてくる雪形。
虚無僧雪が現れればもうすぐ春がやってくる。
へび雪が見えると魚採りが出来る。
吾妻の雪うさぎの本当の呼び名は「種まきうさぎ」

私は今まで何を見て暮らしていたんだろう。
目を開けて生活していたのか。
少し顔を上げて空を見よう。山を見よう。
遠くまで視界を広げ、花を見よう。

季節はカレンダーでやってくるんじゃない。
体で感じるものなんだ。



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